当社は、ハラール商品の開発とサービスを事業の柱に据えております。
今回のニュースのように、イスラム圏の方々に日本に来るチャンスが増える事は大歓迎です。
メディアは、イスラム国をはじめとするテロや過激派に関する報道・ニュースくらいしか取り上げないので、一般の日本人はイスラムに対して非常に危険なイメージをお持ちなのではないかと思います。
もちろんそんな危険なことはなくて、私たちと何ら変わらず、彼らは平和を願っていらっしゃいます。
ニュースでは、ビザ緩和の目的が「富裕層が多いUAEからの訪日客を増やすと共に、石油や天然ガスなどエネルギー面の関係強化に役立てる」とあります。
ちなみにUAEは人口約920万人で、自国民は20%程度。住民のほとんどが外国人です。
UAEからの訪日数は約2,900人(2013年度)。倍増したところで6,0000人。あまり大きなインパクトはないように思います。政府的には、エネルギー面の方がメインなのでしょうか。
でも富裕層のお金の使い方は我々庶民とは大きく異なりますので、訪日数ではなく金額のインパクトはあるのかもしれません。何せお隣のサウジアラビア人は、一回の旅行で約80万円使うと言われています。これは中国人の約2倍。でも中国は年間240万人以上の観光客が日本に来てますから、いくら2倍を使ってもらってもインパクト小さいかも。
しかし、ビザ緩和による両国間の関係が強くなるのであれば、これはいいことです。
弊社のようなニッチな市場でお仕事をさせていただいている会社からすると、非常にありがたい話です。